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鈴木工務店三代目社長/可喜庵亭主の思うところ
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2007年 12月 18日
場所を読み、場所を紡ぐ。
東京藝術大学陳列館に益子義弘退官記念展「住景(jyukei)」を見学に行ってきました。
陳列館は、正門を入って守衛室裏手の左奥にあり美術館の反対側でした。益子先生の作品は、土地を、家を、そして住み手を見つめ、細部を考え抜いた、派手さを抑えた心ひきつけられる、住みたい住宅・建築作品を作り続けている建築家で、私の好きな一人です。今回の記念展には、住宅作品と益子研究室のフィールド・サーベー「世界の民家に見る気候性効果調査」イラン、ペルー、ヴェトナム、スペインそしてフィンランドの住居が図面、気候グラフ、写真と模型で表現されており、興味をそそられました。

# by kakian-teishu | 2007-12-18 14:03 | 家づくり | Trackback | Comments(0)
2007年 12月 14日
ゴールドフィガー
1971年から足掛け5年、イギリス・ロンドンに滞在していました。二年半を建築家Erno Goldfingerの事務所で、その後の一年半をRichard Shepperd, Robson and Partners事務所で仕事をしました。数ヶ月前の朝日新聞Be日曜版の「奇想遺産」にゴールドフィンガーのトレリックタワーが取り上げられていたことを、野沢正光建築工房BLOG nozawabw.exblog.jpで知りました。EGの事務所は、このタワーの足元にありました。ブルータリストと呼ばれたゴールドフィガーは、ブシュハンマーの小叩き仕上げを好んで使っていたと思います。小叩き仕上げのコンクリート建築は、パワフル建築家のパワフルさを少し和らげる効果があったように思います。一階のオフィスに面する起伏を持った庭は、緑の芝生で覆われ、心和む落ち着く空間でした。
ロンドンの高級住宅街ハムステッドのウイローロードに彼の自邸はありましたが、この建物はモダニズム建築としてナショナルトラストhttp://www.nationaltrust.org.uk/main/w-vh/w-visits/w-findaplace/w-2willowroad/が最初に買い上げた建築です。そのことは最近知りました。この自宅へは一度お邪魔しました。食事に招いてくれました。その時の様子はまったく記憶にありませんが、スッキプフロアーの家は、「生活するには少し不便があり、掃除は疲れます」と奥様がお話になっていたのが印象的でした。また、映画007の「Goldfinger」の題名は、EGが、フレミングにインタビューを受けて命名されたと自慢しながら話をしていました。半信半疑で聞いていた気がします(事実のようです)。
近いうちに英国を訪れ、自分の思い出とゴールドフィンガーの足跡を辿ってみたくなってきました。写真は建築家野沢正光氏が撮ったものです。
# by kakian-teishu | 2007-12-14 13:05 | 家づくり | Trackback | Comments(1)
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