2010年 07月 07日
公団 鶴川団地 |
お客様からいただいた航空写真が会社に掲示されていた。
暫し考えて、気が付いた。この写真、公団鶴川団地である。記録がないので撮影年は不明でが、この団地は昭和42年12月から昭和43年3月に入居を開始しているそうです。
美しかった里山の谷戸を平坦に造成した上に建てられた団地でした。まだ樹木の生長が見られないので、この写真は入居してまもなくの頃と思われます。住棟はまさに弁当箱を横にした風景で、住戸数確保だけが追い求めた時代を反映しています。町田の中でも早くに作られた団地で、そのご雨後のたけのこのように団地の建設がはじまり人口が急増し「団地白書」を発表しています。問題は在りましたが、町田に活気がみなぎっていた時代でした。
ほぼ中央の戸建分譲地との境に立つ大きな建物が国士館大学鶴川キャンパスで、既に学校があったとは知りませんでした。写真の上、団地のはずれに屏風のように折れ曲がった建物は躯体工事完成後に何故かストップした「お化けマンション」と呼ばれるようになった廃墟です。その右手の森の中に旧白洲邸「武相荘」があります。それを見下ろすようにこのマンションは計画されていました。廃墟は仮面ライダーの撮影場所にもなっていました。いまは解体され跡地は公園になっています。
現在は、家が建ち並び、団地の木々もすっかり成長していい生活環境には成っています。
懐かしい一枚の写真です。
暫し考えて、気が付いた。この写真、公団鶴川団地である。記録がないので撮影年は不明でが、この団地は昭和42年12月から昭和43年3月に入居を開始しているそうです。
美しかった里山の谷戸を平坦に造成した上に建てられた団地でした。まだ樹木の生長が見られないので、この写真は入居してまもなくの頃と思われます。住棟はまさに弁当箱を横にした風景で、住戸数確保だけが追い求めた時代を反映しています。町田の中でも早くに作られた団地で、そのご雨後のたけのこのように団地の建設がはじまり人口が急増し「団地白書」を発表しています。問題は在りましたが、町田に活気がみなぎっていた時代でした。
ほぼ中央の戸建分譲地との境に立つ大きな建物が国士館大学鶴川キャンパスで、既に学校があったとは知りませんでした。写真の上、団地のはずれに屏風のように折れ曲がった建物は躯体工事完成後に何故かストップした「お化けマンション」と呼ばれるようになった廃墟です。その右手の森の中に旧白洲邸「武相荘」があります。それを見下ろすようにこのマンションは計画されていました。廃墟は仮面ライダーの撮影場所にもなっていました。いまは解体され跡地は公園になっています。
現在は、家が建ち並び、団地の木々もすっかり成長していい生活環境には成っています。
懐かしい一枚の写真です。
by kakian-teishu
| 2010-07-07 14:41
| 日々の事