2013年 12月 06日
耐火木造「燃エンウッド®」 |
横浜ニュータウン センター南駅前にこの9月に完成した、地下1階、地上4階建、延べ床面積が約11,000㎡ある商業施設「サウスウッド」を見学しました。 この建物は竹中工務店が開発した耐火木造「燃エンウッド○R」という特殊な断面をした材料で、都市の木造化へ向けた取り組み提案の一つです。
都市では燃えない建築を造ることは重要な要素の一つで、日本では都市の大規模木造化は
なかなか行われてきませんでした。
耐火木造「燃エンウッド○R」は、3層構造により耐火性能が確保されており、外周から第1層が「自ら燃焼し炭化することで遮熱層を形成」する厚さ60mmの「燃え代層」。第2層は厚さ25mm「燃え代層の燃焼・炭化進行を阻止」する「燃え止り層」。第3層が、「荷重支持部」から構成されています。第2層部分にはモルタルバーと呼ばれるモルタルが挿入されているのが大きな特徴のようです。
この材だからといって、むやみやたらに使用できるのではなく、「燃エンウッド」○R」の建築適用にはいくつかの条件があるようです。「サウスウッド」でもすべての構造柱、梁に使用しているわけではなく、外周部を中心に柱54本、梁114本で中心部は鉄筋コンクリート構造になっている。
入居済みのお店をぶらーと見て回ったが、目に入る大きな断面の柱梁は気持ちを落ち着かせてくれるし、新しい時代の始まりを実感した。
都市では燃えない建築を造ることは重要な要素の一つで、日本では都市の大規模木造化は
なかなか行われてきませんでした。
耐火木造「燃エンウッド○R」は、3層構造により耐火性能が確保されており、外周から第1層が「自ら燃焼し炭化することで遮熱層を形成」する厚さ60mmの「燃え代層」。第2層は厚さ25mm「燃え代層の燃焼・炭化進行を阻止」する「燃え止り層」。第3層が、「荷重支持部」から構成されています。第2層部分にはモルタルバーと呼ばれるモルタルが挿入されているのが大きな特徴のようです。
この材だからといって、むやみやたらに使用できるのではなく、「燃エンウッド」○R」の建築適用にはいくつかの条件があるようです。「サウスウッド」でもすべての構造柱、梁に使用しているわけではなく、外周部を中心に柱54本、梁114本で中心部は鉄筋コンクリート構造になっている。
入居済みのお店をぶらーと見て回ったが、目に入る大きな断面の柱梁は気持ちを落ち着かせてくれるし、新しい時代の始まりを実感した。
by kakian-teishu
| 2013-12-06 14:53
| 研修