2014年 12月 04日
スイスECOツアー 7 |
今回の研修では工場を二か所訪問させていただきました。初めに木質断熱材製造PAVATEX社を訪問し、自然の緑が残る工場と施工現場の案内を受けました。
PAVATEX社は1932年創業し、現工場は10年目を迎えるそうでほとんど作業員は見受けませんでした。生産量は43,000t/年に達するそうで、出荷はスイス国内へ40%、その他は主にドイツ向けだそうです。
原材料はスイス国内で伐採された樅の木をチップの状態で購入し、
ドライヤー(乾燥炉)は長さ90mあり、
屑として出たチップは燃料に、製品の切れ端は再利用するそうで無駄は出さないそうです。
すべての工程はCPで管理し、製造時の履歴データーもしっかりと残して製品管理を怠っていない様子が見て取れました。材料の管理から製品の履歴まで、家づくりと同じと思いました。PAVATEX製品を使用した家づくりをしたいです。湖畔のレストランで案内をしてくれた社員の方々と昼食をとって懇親を深めました。
by kakian-teishu
| 2014-12-04 17:32
| 研修